"Re-Momentos"シリーズとして『Introduction』、『Memories』の2作品がリリースされましたが、遂に2010年春、シリーズ完結編『Movement』がリリースされます。我が道を爆走し常にNEXTなサウンドを模索するムーチー。
RESPECT!!
JUZU a.k.a. MOOCHY / R.O.K. feat RINO LATINA II / CHAU VAN (CROSSPOINT)
feat. RINO LATINA!! 2010年春にリリースされるシリーズ完結編「Movement」からの先行12インチがリリース!強烈なPVも必見です。
-R.O.K feat. RINO LATINA II-
意味深な展開を期待させる、ラジオのチューニングから始まり、三味線のフレーズとリズムが絶妙に混ざり合う独創性の高いトラックを軸に、RINO LATINA IIによる落語、わらべ歌を取り入れた、オリジナリティー溢れるラップ、Dejjaによる女性ヴォイス、Yoshitake EXPのサイケデリックなギター、さらにウッドベースが絡む事により、和、スペイシーなテイストが融合され、独特のグルーヴと心地よさで展開されていく、混沌としたおぼろげな世界と、現実のありさまの共通項を目前につきつけられる、この曲は売春と武器売買をテーマにしている。それを日本全国に風習としても広がる六調という曲の三味線をサンプルとして使い、RINO LATINA IIのラップ、落語、わらべ歌等を交えた語りでこの世界の矛盾を『踊り』という根源的な行為で突破しようとする。
-Chau Van Tribute to Angkor Wat-
レゲエ~ダブ特有の低音を効かせ、グルーヴするベースライン、躍動感ある4/4ビートに、サイケなシンセ、ベトナムの女性ヴォーカル(ヴォイス)、ベトナムの弦楽器とが解け合い、疾走感溢れるフロア映えするダンス・ナンバー。アジアの風味とダブ、ダンスミュージックが融合され、独特の雰囲気を醸し出し、リスナーをグルーヴの渦に引き込む陶酔系トラック。この曲はベトナムで18世紀から歌われるキリスト教からも影響を受けた興味深い民謡で、古都であるフエの船上とホテルで録音されたもので創られた。ベトナムの隣国であり未だ政治状況も不安定な国カンボジアにある有名な(破壊された)遺跡アンコールワットに捧げる曲である。
SIDE-A 01 R.O.K. feat RINO LATINA II 02 R.O.K. A CAPPELLA SIDE-B 01 CHAU VAN ~TRIBUTE TO ANGKOR WAT~ |
別ウィンドウで試聴する
text by tatsuishi