突然ですが、僕は現実逃避なんかしたいときに勿論音楽を聴きますが、
他に本や漫画なんかに入り込むのが好きです。
今日はそんないろんな処に行ける本を御紹介。
まずは今年の手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の
「マンガ大賞」の候補作にもなっている「海獣の子供」とは別のタイトル。
五十嵐大介の「話しっぱなし」。
「はなしっぱなし」のタイトルの通り、書いてある話の一つ一つは「だからどうした」「なぜ」という
類の質問にはなじまないものばかり。
しかし、リアリティ溢れる絵の技術と奇想天外な話の流れで一気に引き込まれる。
ささやかで不思議で凄まじい余韻が残るし後味も悪い気はしない。
という、なんか変な本ですが、この作家さんの本ははずれないので是非。
次は小説。
夜は短し歩けよ乙女 / 森見 登美彦
この本も本当に現実的なんだか非現実的なんだかさっぱり分からないけど
語り口調と登場人物のデタラメな流れにグイグイ引っ張り込まれる本です。
他にも、自分で「走れメロス」を新釈したりとバリバリオモロイ作家さんです。
ブログもオモロイのではっときます。
では、今日はこの辺で。
text by jp